今回は、WordPress開発をご自身のパソコン(ローカル環境)で行うために、MAMPというツールをご紹介します。
順を追って解説していきます。
①MAMPをインストール
まずは、MAMPをインストールしましょう。
下記のURLから、インストールできます。

インストールの手順はこちらのサイトに詳しく書かれています。

②データベースを作成する
インストール後、MAMPのゾウさんのアイコンをクリックすると、下記の画面が表示されるかと思います。

表示したら、赤枠で囲っている「Start Servers」ボタンををクリックしてください。
そうすると、先ほどの「Start Servers」ボタンと、
青枠で囲っている「Apache Server」と「MySQL Server」右にある「○」が緑に点滅するかと思います。

こんな感じです。
そうしたら、真ん中の「Open WebStart page」をクリックしましょう。
クリックすると下記の画面が表示されるかと思います。

開いたら、ナビゲーションの「TOOLS」(赤枠)にカーソルを持っていきましょう。
下記のようなドロップダウンがでてきます。
ドロップダウンの中の「PHPMYADMIN」をクリックしてください。

するとこのような下記の画面が出てきます。

これは、phpMyAdminというローカル環境でのデータベースの管理画面です。
次に「Databases」(赤枠)をクリックしてください。
クリックすると下記の画面に変わります。

「Databases」画面に移動したら、データベースを作成しましょう。
Create database (赤枠)の記入欄に、データベース名を記入し、右のcreateボタンをクリックしてください。

createボタンをクリックしたら、左側のリストに作成したデータベースが新たに表示されていると思います。
データベース構築は以上です。
③WordPressのインストール・導入
データベースを構築したら、次にWordPressのインストールを行いましょう。
「WordPress ダウンロード」で検索し、「ダウンロード|WordPress.org 日本語」を開きましょう。

開くとこのような画面が出てきます。

赤枠の「WordPressをダウンロード」をクリックして、ダウンロードしましょう。
ダウンロードされたら、zipファイルを解凍してください。
解凍したら次は、MAMPにWordPressのフォルダをアップロードしていきます。
まずは、一番最初に説明した、MAMPの画面に戻りましょう。
戻ったらツールバーの左側のMAMPをクリックしてください。

クリックしたら、ドロップダウンメニューが出てきます。
Preferencesをクリックしてください。

クリックすると、このような画面が出てくると思います。
①をクリックし、その次に②をクリックしてください。
②をクリックすると以下のフォルダが開かれると思います。

赤枠で囲っている「htdocs」フォルダを開いてください。
開いたらこのフォルダに、先ほどインストールし解凍したWordPressフォルダを移動させてください。
(下記の画像では既にいくつかフォルダが入っておりますが、最初は空のはずです。)

移動させたWordPressフォルダはご自身で名前を変更していただいて大丈夫です。
ここまでできたら、また最初のMAMPの画面に戻ってください。

真ん中の「Open WebStart page」を再度開いてください。

開いたら、「〜8888/」以降のURLのドラッグしている箇所を削除し、
先ほどhtdocsフォルダに移動させたWordPressフォルダの名前を入れて、Enterを押してください。
(下記画像ではhogehogeフォルダを開こうとしています。)

すると下記の画面が表示されると思います。

左下の「さあ、始めましょう!」を押してください。
押したら、下記の画面が出てくると思います。

①に、PHPMyAdminで作成したデータベース名を入力
②に、rootと入力
③に、rootと入力
それぞれ入力したら、左下の送信を押してください。
押したら下記の画面へ移ります。

インストール実行を押して、下記の画面に移ります。

サイトのタイトル、ユーザー名、パスワードを入力してください。
パスワードはなんでもいいですが、
簡単すぎると「非常に脆弱」と警告が出るので、したのパスワード確認に☑️を入れてください。
お客様へのパスワードは、もっと複雑なパスワードにしましょう。
入力したら、左下のWordPressをインストールのボタンを押してください。
下記の画面になります。

ログインを押して、先ほど設定したユーザー名とパスワードを入力すると、管理画面へ入れます。
④テーマをアップロード
管理画面にログインできたら、ご自身で作成したテーマフォルダをアップロードしましょう。

アプリ一覧からMAMPフォルダを選択してください。
そして以下のファイルパスでthemesの中までいきましょう。

htdocs→wordpressフォルダ→wpcontent→themes
この順番のファイルパスです。
ここにご自身で作ったhtml、cssファイルやそれらの入ったフォルダをアップしてください。
その後、WordPress管理画面の外観→テーマから、アップしたフォルダのテーマが選択できます。
まとめ
WordPressのことを全く知らないときに、MAMPのことを知って少し気持ちが楽になったことを覚えています。
web制作のお仕事にこれからチャレンジしようとされている方は、最終的にWordPressの案件することになるかと思います。
WordPressの案件までできるようになると、web制作でも仕事の幅が広がり、単価も上がってきます。
ぜひ、MAMPを使いこなして、お客様オリジナルのテーマを開発していってくださいね。
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