
交換留学が初海外、初留学、初一人暮らし、何が大変だったか知りたい。
留学で実際の経験談を知りたい!
こういった疑問にお答えします。
- 交換留学とは?
- 交換留学先
- 大変だったこと(勉強)
- 大変だったこと(メンタル面)
私は実際に4年前の当時大学3年生の時に、スウェーデンのリネウス大学に交換留学生として留学しました。
私が留学した年はトランプさんが当選した時のアメリカ大統領選がありました。
今年の大統領選を見て、あれからもう4年たったのかと感じ、留学について書いてみようと思い立ったという感じです。
英語圏ではない、北欧という少しマニアックな国へ初留学を敢行した私ですが、今回は交換留学でしんどかったことをお伝えします。
暗いテーマですが、この記事を読むことで、事前に大変なことを知り、それに対する準備ができると思います。
5分で読めるので、交換留学で大変だったことを少しでも知りたい方は最後まで読んでみてください。
交換留学とは?
交換留学とは、所属している大学と海外の大学とが提携し互いに留学生を受け入れる制度です。
大学での交換留学制度ではだいたい、交換留学へいくまでに選考があります。
その選考に合格することで交換留学へいくことができます。
留学期間は、半年、1年が一般的です。
交換留学先と当時の状況
大学3年の後期から1年間、スウェーデンのリンネ大学に交換留学しました。
交換留学の目的は、国際関係や平和学を勉強したいと前々から思っていたので、その勉強をするためです。
日本の大学での所属学部は、社会学部でした。
当時の英語のスコアというと、
- TOEIC: 600点
- TOEFL itp:520点
で、全然留学では通用しない点数でした。(当時は、まあぼちぼちやなって思ってました、、、w)
海外の渡航歴は、高校の時にイタリアへいったことがあるくらいで、長期の海外での生活かつ一人暮らしは今回は初めてでした。
当時の心境は、とりあえず交換留学の選考も通ったことだし、必要条件は満たしている、あとは行けばなんとかなる、と思っていました。
しかし、この甘い考えが後になって大きな災いとなりました、、、TT
大変だったこと(英語)

留学といったら真っ先に心配するのが、言語ですよね。
スウェーデンには、スウェーデン語の母国語がありますが、英語でも生活ができるくらいスウェーデン人は英語が堪能です。
当時の状況で留学した私は、かなり英語で苦しめられることになります。。。
ガチで聞き取れない
何を話しているのか全くわからない。現地に着いてまず最初に絶望したことです。
当時のマインドは、「現地に行けばなんとかなるやろ」でした。
というのも、選考の英語の基準は満たしたし、それくらいあればなんとかなるだろうと思っていたからです。
しかし、現地についた瞬間、「あー、なんとかならへんわw」と悟りました。
隣で話している人の会話をちょこっと聞いてみると、話すのが速いし全く耳がついていきません。
日常の会話からこの有様だったので、落ち込み絶望しましたw
この留学が苦難の多いものになると覚悟したのを覚えています。
パッと話せない
英語が聞き取れないので、そもそも何と返事をすればいいのかわからない。
自分から話そうとしても、英語がパッと出てこない。文章にならない。
話すことに関しても問題がだらけでした。
これもノリでいけると思っていたのが、大きな間違いでしたw
話そうとしても人に何かを伝えられるほどの英語が出てこないので、いつも黙ってばかり、、、
なので、かなり何も離さない静かな人、海外の人、特に西欧の人から見ると、何も意見を言わない奇妙な人と思われていたと思います。
授業についていけない
授業は全て英語で行われたのですが、当然授業にはついていけませんでした。
授業の内容は主に下記3点で構成されていました。
- 講義(予習でリーディング)
- グループワーク、ディスカッション
- テスト(エッセイorプレゼン)
講義は、専門用語ばかりで何を言っているのか全然わからない。
ディスカッションは、何を言っているのかわからない上に、発言もできない。
発言しなさすぎて、邪魔者と言われました笑
テストは、言わずもがな。プレゼンはもちろん地獄。
とにかく授業は地獄でした。
こういう感じで、英語で苦しむ期間が約半年ほど続きました。
英語圏以外の国だからそこまで英語を勉強してなくても、なんとかなるだろうと思っていたのが間違いでした。
むしろその逆で、英語圏以外の国だからこそ英語を共通語として使うことが当たり前の環境でした。
今思えば、完全に準備不足でした。
大変だったこと(生活・メンタル面)

英語はノリでいけるとは思いつつも、多分しんどいだろうなーとは予想はしていました。
しかし、英語以外の面でも留学は大変でした。
初一人暮らし
今まで実家暮らしで一人暮らし、しかも海外、、、!と思って楽しみにしていたのですが、現実は全くの逆でした。
当たり前ですが、一人なので自分のことは全て自分ですることになります。当然全て英語で。
また、生活環境も気温、食と全く違うためそのストレスもありました。
例えば、食事。
基本自炊していたのですが、今までろくに料理をしてこなかったので、やり方すらわかりません。
しかも、日本でならある食材がそもそもありません。
郷に入れば郷に従えということで、食事も現地に沿った形になります。
慣れない料理と食事。初期は慣れるのに苦労し、体重も確か10キロ近く落ちた覚えがあります。
何故か鼻血も頻繁に出ていましたw
親元を遠く離れたところで、親のありがたみをひしひしと感じましたね笑
自分が成長しているのか不安になる
生活に慣れてくると、この留学を通して成長できているのか不安になったのを覚えています。
また、留学前にもっと準備をしておけば良かったと後悔の気持ちが湧いてきたりしました。
英語をもっと使えるようになるために毎日勉強・練習をしたり、授業も録音して何度も聞いて復習したり。
いろいろと努力をするのですが、生活の中で成長の実感がなかなか湧いてきませんでした。
リア充を見て萎える
当時は、リア充日本人を見て、萎えてました。
他に日本人が20名程度留学していたのですが、中には留学をすごく楽しんで過ごせている人もいて、そういう人と比較して自分が惨めになりましたw
比較なんて意味ないとわかっているつもりでも。
他の日本人は留学経験者や国際学部出身の人がほとんどで、留学当初から堂々とした感じがあって面食らったのを覚えています。
心の中で、「えーーーーまじかよーーーーーこいつらペラペラかよーーーーーー」って思ってました。
中には、自分と同じような境遇の人もいましたが、うまく過ごしているように見えて、さらに萎えるというループでした。
まとめ
留学は楽しいことばかりではなく、実際は辛く大変なことも多いです。
特に、言語に関するストレスは多いかと思います。
私の場合は留学を甘く見ていたために、準備を怠り、貴重な留学期間の前半をかなり無駄にしましし、自分にとって満足のいくものではありませんでした。
海外での滞在経験や英語のスキルが十分でない方は、この記事を反面教師としてしっかり準備して、留学生活を楽しんでください!
(こんなへっぽこな状態から挽回した話も後日書きます!)