
現在留学中だけど挫折しそう。。。
現在留学中で、挫折して辛いです。。。
挫折した時の経験談を知りたい。
こういった悩みを持っている方への記事です。
- 留学中の挫折経験
- 挫折をどう乗り越えた?
- 挫折との向き合い方
- 挫折を最小限にするために
私は実際に4年前の当時大学3年生の時に、スウェーデンのリネウス大学に交換留学生として留学をしました。
この記事の執筆理由は、留学当時トランプさんが当選した大統領選があり、今年の大統領選を見てもう4年も経ち、留学について何か書こうと思ったのがきっかけです。
英語圏ではない、北欧という少しマニアックな国へ初留学を敢行した私ですが、留学中に何度も挫折がありました。
それでも挫折を乗り越え、なんとか10ヶ月の留学をやり遂げました。
この記事では、実際に挫折した経験元にどう挫折を乗り越えたのかを解説します。
5分で読めるので、留学での挫折やその乗り越えた方法を知りたい方はぜひ読んでみてください。
交換留学中の挫折経験

留学中にたくさんの挫折を経験しました。
挫折の最大の理由は英語でかなり苦労したからです。
例えば、
- 話しても何を言っているのかわからない
- もっと英語を勉強した方がいい
- グループワークでは邪魔者
と、面と向かって言われたり、その他では、
- 留学を楽しめてない
- グループワークに貢献できない
- 授業は何言ってるかわからない
- 友達はできない
と、自己嫌悪に陥ったりしてました。
メンタルが崩れ去りました。
しかし、帰国することなく1年間なんとか留学をやりきりました。
挫折からどう乗り越えた?
他の誰よりも努力する
挫折を経験し、他の留学生の誰よりも努力しました。
その挫折で覚悟が決まったからです。(覚悟が決まった理由は後述します)
授業に関していうと、全てにおいてついて行けていませんでしたが、とにかくできることはなんでもやりました。
基本ですが、まずは予習は欠かさず行い、授業は必ず録音し、帰って何度も聞いて復習しました。
ライティングは、英語の文章構成も理解ができていなかったので、日本人の留学経験者の先輩に書き方や、添削をお願いしたりしていました。
プレゼンもグループでのプレゼンでしたが、とりあえずやるしかなかったので発表する文章をスウェーデン人のグループメンバーにみてもらい、何度も練習を繰り返しました。
授業前、授業後は出来るだけ図書館にこもり、閉まるまで勉強をしていました。
エッセイのテストでは、普通に赤点で再テストになったので、パスした友人にそのエッセイを見せてもらったりしていました。
もうとにかくできることはなんでもやり、遊ぶことや余暇はほとんど考えていませんでした。
英語は量でカバー
英語の学習は、1日中やっていました。
授業が英語なので英語に触れる機会はありましたが、それだけでは授業についていけず、授業以外にも英語の勉強は必須でした。
例えば、スピーキングは簡単な文章でさえできなかったので、日本から持ってきていた瞬間英作文の参考書をとにかくやりまくりました。
また、ルームメイトに会話の練習をしてくれと直談判し、毎晩一緒に練習させてもらったりしていました。
リスニングは、移動やご飯を食べている時は、お気に入りの洋楽を聞いたり、洋画の映画をみたりしていました。(ハリーポッターを見まくってました)
授業の勉強以外は、英語の勉強に費やしとにかく量をやりまくりまくりました。
規則正しい生活を送る
自分に厳しくタスクを課していましたが、規則正しい生活は心がけていました。
ただでさえ最初は慣れない環境でしたが、体を壊して何もできなくなるのは避けたかったからです。
朝は6時半に起き、12時までには寝る。
昼休憩は2時間とり、昼寝は必ずする。
こういったルールを決めていました。
ルームメイトがそういう生活を送っているっぽかったので、完全にマネをしました。
生活習慣はメンタルに影響が出るので、今思えば規則正しく生活しておいて良かったと思います。
日本人と話す
日本人とは全く話さなかったわけではなく、たまには日本人とも話をしました。
日本語でストレスなく話すのも自分にとっては安心感があって良かったです。
留学の前半の半年くらいはこういう生活を繰り返し、留学開始から7ヶ月目くらいから要約成果が生まれはじめました。
授業はきつい時もまだまだあったのですが、それでも初期よりはだいぶましになりましたし、何より日常的な会話に少しづつ参加できるようになりました。
挫折との向き合い方

現実を直視し覚悟を決める
自分には退路がなかったので、挫折と向き合い留学生活をやり遂げる覚悟を決めました。
今まで準備を怠ってきたことを後悔していましたが、今この場で覚悟を決めて最大限努力しないと一生後悔すると思ったからです。
この覚悟がなかったら、自分にとっての留学は失敗に終わっていたと思います。
自分にとっての留学の意味を考える
覚悟を決めた背景の1つに、自分にとっての留学の意味を考えたことがあります。
挫折が自分の留学の目的を再認識するきっかけになりました。
当時の私の留学の目的は、学びたかった国際関係や平和開発を学び、その知見を論文に生かすことでした。
その目的を第一に優先し行動することを決めました。
挫折したときに大事だと思うのが、自分にとっての留学の意味を再度はっきりとさせることだと思います。
はっきりさせることで自分にとっての軸ができ、方向性が決まります。
目的は勉強以外にも、友達を作るでもなんでもいいです。
とにかく、改めて目的を明確にすることをオススメします。
支えてくれた人のことを考える
賛否両論があると思います。
モチベーションと捉えることもできれば、プレッシャーと捉えることもできるからです。
私の場合、これはかなりモチベーションになりました。
というのも、奨学金ももらえずに両親から留学費用をサポートしてもらって留学にきていたので、何も成長できずに日本に帰ったら面目が立たなかったからです。
私にとって、これは覚悟を決めて行動する最大のモチベーションになりました。
比較しない
挫折したからと言って、自分は弱いなどと他人と比較する必要はありません。
留学に来る人なんて特に、それぞれのバックグラウンドはユニークですし、スペックのヤバイ人や優秀な人なんでゴロゴロいます。
そう言った人々を見て萎えるより、自分の成長だけに注目して生活する方がよっぽど自分のためになります。
挫折を最小限にするために
留学は行くまでの準備で決まる
留学は行くまでの準備で決まると言っても過言ではありません。
何事にも準備は大事だと思いますが、留学も例外ではありません。
特に語学の準備は必須で、ここにどれだけ時間を投資して準備をするかで留学生活が大きく左右されます。
しかし、現地に行ったら準備してきたのに、全く通用しないというのは大いにありえます。
なので、そうなることは予想しつつ、現地でコミュニケーション能力を爆発的に伸ばすための、基礎をしっかり固めておく作業は必須です。
(ここでいう基礎とはリスニングとスピーキングです。)
挫折しても死ぬわけではない
最強かつ究極のマインドです。
とりあえず生きていればそれでよし。
挫折したら、とりあえず緩く構えているのも全然ありだと思います。
挫折なんて予想して起こらないので、挫折したらしたでそうなっている自分を客観的に見てみるのもいいですね。
また、挫折した事柄から一旦離れてみてもいいかもしれません。
私の場合は、取ったクラスは変えずに頑張りましたが、授業にストレスを感じるならいっそ変えるのも手です。
割り切ってショートトリップに行く
挫折して疲れたなら、思い切って近場に旅行に行ってみてもいいと思います。
私は結構詰め込みでやっていてそれはそれで大変だったので、ちょっと近場の国へ行ったりもしてみました。(行き先はポーランドでしたが、ビールが激安なので爆飲みして帰ってきました。)
せっかくの海外なので、旅行に行かないのはそれはそれでもったいないですし。
心のリフレッシュ大事です。
まとめ
挫折を乗り越えるのは大変ですが、乗り越える方法はたくさんあると思います。
今回お話しした私の経験は、覚悟を決めて頑張る選択肢でしたが、正直あまりにも辛かったら帰国してもいいと私は思います。
留学に行こうと思って、実際に準備して、現地へ行って生活していること自体大きな進歩です。
挫折して一旦帰国したとしても逃げとは思いません。
帰国して別のことをしてもいいと思いますし、また行きたかったら準備してチャレンジすればいいだけです。
挫折して苦しんでいる方に少しでもこの記事が参考になれば幸いです。